3月27日（日）FM802 Superfine Sunday にラジオ出演しました。
ペルーはこの3月から私立公立とも対面授業が再開されました。2020年3月16日にロックダウンして以来、なんと2年ぶりの通学です。うちの近くに大きな私立幼稚園があるのですが、3月1日の朝には両親揃って子どもの初登園に付き添う姿が多くみられました。ほのぼのとしたその光景に、ペルーのコロナ感染が収束しつつある喜びを改めて感じました。
友人知人の話によると、子どもたちの多くは対面授業再開を喜んでいるそう。やっぱりリアルで友達と話せるのって嬉しいですよね。一方、幼い子の中には学校に通った経験そのものがないまま学年だけ上がってしまい、なぜ今更学校に通わなければならないのか理解できない子もいたとか・・・なんというか複雑な気持ちになりました。
この2年間、オンラインでしっかり勉強できた子とできなかった子の差は、ちょっとやそっとの努力では埋めようもないほど開いてしまったと思います。特にネット環境が脆弱な地方の公立学校に通う子どもたちの学業の遅れは深刻でしょう。また対面授業再開直後に教師や生徒の感染でオンライン授業に逆戻り、というケースもちらほらでているようです。
本来あるべき学習環境を早急に整え、授業の遅れを少しでも早く取り戻していく。学校関係者の苦労はこれからだと思いますが、なんとか解決していってほしいと思います。