世界遺産リマ歴史地区の一角で、ペルー初となる100%飲食関連の店舗で構成されるフードギャラリー「Plaza de los Reyes」の建設プロジェクトが動き出している。日刊紙Gestiónが15日、紙上で明らかにした。
このフード専門モールはリマセントロのクスコ通りとランパ通りが交差する地点に建設される予定。総床面積は1万2000平方メートル、投資総額は1500万ドルで、2023年末の開業を見込んでいる。
同プロジェクトの責任者ダルマ・ヤウリは「2022年の末までに着工する予定です」と切り出し、計画上のテナント数は230店、1店舗の面積は6~16平方メートルで、これらについてはすでに販売を開始していると説明。現在の価格帯は広さなどに応じ5万4000ドルから14万4000ドルで、今年の末には全体の半数が売れると予想している。
建物の構造は3階建てで、1階がペルー料理、2階がインターナショナル料理、3階は「ワリケ(町の食堂)」のコーナーを計画。主に個人の経営者や事業家の参画を求めているが、スペースの捌けるレストランチェーンやファストフード店の入居も検討しているとヤウリ氏はコメント。このプロジェクトを成功させ、国内展開のモデルにしたいと強調した。
(ソース: Gestión 15/02/22)」