朝食から夕食まで、おいしいサンドイッチはどんな時にもピッタリ。コーヒーやソフトドリンク、揚げたてのポテトやサラダとの定番コンビであなたのすきっ腹を満たしてくれます。そんなサンドイッチの中でも特に美味しいと人気の5品を、ペルー貿易観光促進庁（Promperú）が次のように紹介しています。
Pan con Chicharrón
美味しくてペルー人に人気のサンドイッチといえば、そのひとつは間違いなくチチャロンサンドでしょう。週末の朝食や特別な機会に必ず食卓に登場するこのサンドイッチは、レストランを始め街の屋台や市場（いちば）でも食べることが出来ます。豚肉の揚げ焼き、サツマイモのフライ、サルサ・クリオージャをパンにはさんだボリューム満点の一品です。
Pan con Pollo a la Brasa
これもたまらない！ペルー人の国民食ともいえる「鶏の炭火焼」を一切れほぐして、フライドポテトを添えるだけ。お好みで（トウガラシ入りの）クリームソースを加えれば、さらに美味しさが増します。コツは焼きたてでカリカリのパンを使うこと。ペルー人の大半は、夕食の炭火焼の残りでこのサンドイッチを作ったことがあるはずです。
Pan con Salchicha Huachana
リマ州北部太平洋岸の港町ワチョで生まれたこのサンドイッチは、ペルー人に最も愛されている朝食のひとつ。サルチチャ・ワチャーナとは豚の肉と脂をベースにしたソーセージのことで、その強烈な色彩は好奇心旺盛な観光客の目をくぎ付けにし、ペルー人のみならず彼らも虜にしてしまいます。作り方は簡単、フライパンに油を敷いてソーセージをほぐし入れてよく炒め、こんがり焼けたら玉子（2個）でとじて出来上がり。びっくりするほど美味しいこのサンドイッチ、アツアツのうちにお召し上がりください。
Pan con Pejerrey
たぶんあまり知られていないサンドイッチですが、5選に含める価値は十分にあります。この味に出会う機会があった人なら、誰もがそう納得できるでしょう。ペヘレイ（トウゴロウイワシ目の一種）は朝食のサンドイッチ以外にも、セビーチェやトルティーヤ、ティラディートなどに使える小振りの魚。パン粉や小麦粉で衣をつけ高温の油で揚げたあのサクサク感がたまりません。サルサ・クリオージャやタルタルソースを付けて食べるとよりゴージャスな味わいに。
Butifarra
子供時代、ロンチェ（お弁当）にこれが入ってなかった人はいないでしょうね。早くて簡単、しかも美味しいペルーのスーパーサンドイッチ「ブティファラ（トップ写真）」を作るために必要なのは、焼きたてアツアツのフランスパンと数枚のハモン・デル・パイス（国家のハム）だけ。お好みでサルサ・クリオージャを添え、アヒ（トウガラシ）を少々加えれば申し分ありません。食べる前にレモン（メキシカンライム）汁をちょっとだけ垂らすのが味を引き立てる秘訣です。さあ、みんなで美味しくいただきましょう！
(ソース: ペルー貿易観光促進庁/Promperú)