ペルー保健相エルナンド・セバジョスは5日、オミクロン株の拡大による新型コロナウイルス感染第3波到来に伴い、国内20郡部において感染警戒度を引き上げると発表した。
これに関しペルー首相府(PCM)は6日、国内25郡部を高度警戒地域に指定する大統領令第002-2022-PCMを官報にて公布した。
同措置により、イカ、ピスコ、ハエン、クスコ、カハマルカ、ピウラ、スジャーナ、セチュラ、タララ、トルヒーヨ、パカスマヨ、チクラヨ、サンタ、プーノ、リマ市、ワウラ、カリャオ、バグア、チャチャポヤス、タクナ、ワンカヨ、サティポ、イロ、マリスカル・ニエト、トゥンベスの計25郡部(provincias)が今月16日まで高度警戒(nivel de alerta alta)下に置かれる。
リマ首都圏を含む上記の高度警戒地域 では、夜間外出禁止時間帯が午後11時から翌朝午前4時までとなる。なお、日曜日の自家用車利用や郡部間の公共交通機関運行は規制を受けない。
同様に、上記25郡部では各施設の最大入場定員が次のように制限される。
- SC、小規模商業店舗(galerías)、大型小売店や百貨店ののテナント、一般および複合商業店舗: 40%
- 生活必需品供給店舗、スーパーマーケット、雑貨店、薬局: 50%
- 店内接客スペースが200㎡未満のレストラン、食堂等: 50%
- 店内接客スペースが200㎡以上のレストラン、食堂等: 50%
- カジノ、パチスロ店: 40%
- 映画館、劇場: 40%
- 銀行、その他金融機関: 60%
- 教会、その他宗教施設: 40%
- 図書館、美術館、博物館、文化センター、ギャラリー: 50%
- スポーツクラブなどの運動施設(身体の接触を伴う活動): 50%
- スポーツクラブなどの運動施設(身体の接触を伴わない活動): 50%
- 企業イベント、興行: 50%
- 美容院、理髪店: 50%
- サウナ、温泉施設: 40%
- スタジアム(屋内・屋外共): 0%
- スポーツジム: 40%
(ソース: Gestión 06/01/22)