ペルーの欧州便受け入れ停止31日まで再延長

ペルー運輸通信省(MTC)は16日、欧州発の国際航空旅客便受け入れを15日間停止すると定めた2020年12月21日付省令第968-2020-MTC/01の施行期限を2021年1月6日以降20日まで15日間延長する旨の省令第001-2021-MTC/01を改定し、21日以降31日まで11日間再延長する省令第014-2021-MTCを官報にて公布した。

当措置は、英国における新型コロナウイルス変異種の出現に伴う国内の二次感染リスク低減を図るため、ペルーへの飛行時間が8時間以上におよぶ地域からのフライトを対象に受け入れを停止するもの。同省では、ペルー行きのフライトを予約している乗客に対し、航空会社もしくは旅行代理店に連絡し利用便を調整するよう勧告している。

複数国家における新型コロナウイルスの変異種出現を受けペルー政府は1月4日以降、ペルー居住者・非居住者の別を問わずすべての入国者(※陸海空運送クルー、特別使節、政治家、外交官、医師、警察官、国際協力や人道支援目的の派遣スタッフ、衛生当局に事前登録済の外国人駐在員、16時間以内の国際線・国内線乗り継ぎ客を除く)に対し14日間の強制隔離措置を実施している。

隔離先は自宅や専用施設、民間宿泊施設などで、保健衛生当局との調整により決定される。ただし、到着時の抗原検査で陽性と判定された乗客については、専用施設か一時隔離センターでの隔離が適用される。

14日間の隔離期間において、歴日6日間経過後(入国後7日目以降)のPCR検査で陰性と判定された者は、当局の承認を経て期限を待たずに隔離を終了することができる(PCR検査費用は自己負担とする)。ただし、当該検査で陽性と判定された場合は、専用施設や一時隔離センターでの隔離が適用される。

なお、欧州または南アフリカ由来、もしくは両地域のいずれかに過去14日間以内の渡航歴がある外国人(ペルー非居住者)乗客については、1月31日までペルーへの入国が禁止される。

(ソース: Andina 16/01/21)

ペルーパンデミック307日目

ペルー保健省発表1月14日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 1056023人(前日比+7361)
  • 死者数累計 38654人(+90)
  • 既検査数累計 5815670件(+48029)
  • 陽性率 18.16%↓
  • 死亡率 3.66%↓
  • 入院患者数 8032人(+220)
  • 上記の内ICU患者数 1594人(+44)
  • 回復患者数 978072人(+1870)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 1月14日 7361人(90)
  • 1月13日 5022人(91)
  • 1月12日 3409人(74)
  • 1月11日 2881人(64)
  • 1月10日 2166人(55) 
  • 1月9日 2909人(67)
  • 1月8日 2804人(68)
  • 直近7日間平均 3793.1人↑(72.7↓)
  • 直近7日間の陽性率 14.41%↓ ※累計比
  • 直近7日間の感染者数合計 26552人↑(4580)
  • 直近7日間の死者数合計 509人↓(-6)

(ソース: MINSA 1月15日)