貧困に苦しむペルーの方々への緊急食糧支援! クラウドファンディングのお願い

あと数日でクリスマス。今年は同居家族だけでささやかに祝おうという方が少なくないでしょう。でもお祝いどころか、明日の食事にも事欠くような人たちがペルーには大勢います。彼らに食べ物を届けたい、そして生きる希望を与えたい!そんな想いでチャレンジするクラウドファンディング「コロナ禍、貧困に苦しむペルーの方々への緊急食糧支援」をご紹介します。

本プロジェクトの発起人は、ペルー国家認定NGO、Comunidad Global “Manos Solidarias”(グローバルコミュニティ”協力の手”)代表の辻埜太一さん。2015年にJICAボランティアとして来秘した辻埜さんは、リマ市内にあるプラネタリウムに着任。理科教育隊員として3年間の活動を終えたあともペルーに残り、現在はリマの教育機関で教鞭を取っています。

愛する奥様と家族に恵まれ、仕事にもやりがいを感じる一方で、嫌でも目に入ってくるのがペルーの格差と貧困問題。負の連鎖から逃れられず、どんなに働きたくても不安定な仕事に甘んじるしかない彼らに手を差しのべたい、人種や場所に関係なく、ペルーに住む人々と世界をつなぎながら、食料、教育、雇用支援の輪を広げていきたいとこのNGOを立ち上げました。

今回の食糧支援の対象は、リマ市内でも貧困層が多いことで知られるVilla María del Triumfo区のVictor Raúl Haya de la Torre集落。粗末な家屋がひしめく砂山は、電気や水などのライフラインすら整っていません。露店での商いや日雇いでなんとか糊口を凌いできた彼らの中には、コロナの影響を受け失業した人が大勢います。行政による支援は行き届かず、社会から置き去りにされたままの人がたくさんいます。

この時代、貧困に喘いでいるのはもちろん彼らだけではありません。このブログをご覧の方の中にも、状況が厳しいという人はいるでしょう。でももし年末年始の旅行を取りやめたり、忘年会は控えめにしようとお考えなら、そこからほんのちょっぴりのおすそ分けをいただければ幸いです。1万円あれば4家族で1~2週間分の食糧が賄えるとのこと、もし1週間でも空腹を気にせず過ごすことができたなら、一歩前に足を踏みだす勇気がきっと生まれるはず。皆さんの援助で、ペルーの子供たちにも笑顔が広がることでしょう。

今日現在の目標金額達成率は76%、残りは14万円です。日本の皆様からのご支援が、ビジャの家族と子供たちの明日に繋がり、彼らの2021年が素晴らしい年になりますように。ぜひご協力をお願いいたします。

ペルーパンデミック279日目

ペルー保健省発表12月17日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 993760人(前日比+2242)
  • 死者数累計 36969人(+68)
  • 既検査数累計 5345801件(+27509)
  • 陽性率 18.59%↓
  • 死亡率 3.72%↓
  • 1日の検査数 27509人(+10401)
  • 1日の感染者数 1028人(+105)※当該日以前の感染者1214人を除く
  • 入院患者数 4021人(-9)
  • 上記の内ICU患者数 1096人(-3)
  • 回復患者数 928219人(+2326)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 12月17日 2242人(68)
  • 12月16日 2061人(43)
  • 12月15日 1782人(41)
  • 12月14日 1545人(63)
  • 12月13日 1157人(77) 
  • 12月12日 1928人(68)
  • 12月11日 2102人(65)
  • 直近7日間平均 1831人↑(60.7↑)
  • 直近7日間の陽性率 11.31%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 12月18日)