6月5日(金)月刊 料理通信 2020年7・8月合併号のWORLD TOPICS SPECIALに 高級店も国内の客層に合わせたデリバリー業態へ が掲載されました。
今回の料理通信ワールド・トピックスは、「(コロナ禍で)世界の飲食店はどう動いたか?」をテーマにしたスペシャル企画。香港、ノルウェー、ドイツ、スペイン、イタリアと共に、ペルーのコロナ状況や防疫対策、経済支援対策に加え、飲食業界の動きをご紹介しました。
ペルーは5月から生産省の許可を得た店に限り、デリバリーとテイクアウトが解禁。人気店の復活に、食いしん坊のペルー人たちは大喜びです。とはいえペルーのガストロノミーの発展に大きく寄与した外国人観光客が戻ってくるのはまだ先のこと。彼らをメインターゲットにしていた高級料理店のダメージは、地元客を相手にしてきた店とは比較になりません。大切な従業員を守るため、店のブランドイメージを維持するためにリマの高級店たちはこれからどう戦うのか、今後の展開が気になります。
レポート記事とは別に各国の対策等が一覧になっているので、それぞれを比較しながらみることもできます。日本はすでに緊急事態宣言を全面解除されましたが、またいつ第2波がやってくるか分かりません。ウィズコロナ時代をどう生き延びるか、各店の取り組みから何かヒントを掴んで頂ければと思います。
ペルー全土封鎖 外出制限82日目
6月5日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 187400人(前日比+4202)
- 死者数 5162人(+131)
- 既検査数 1154468件(+18637)
- 陽性率 16.23%
- 死亡率 2.75%
- 入院患者数 9198人(+135)
- 上記の内ICU患者数 1041人(+36)
- 回復患者数 79214人(+2986)
6月5日0:00現在州別感染者数
COSTA
- リマ 110161人(+1481)
- カリャオ 13410人(+119)
- トゥンベス 1501人(+12)
- ピウラ 10198人(+688)
- ランバイエケ 9634人(+194)
- ラ・リベルタ 5483人(+91)
- アンカシュ 5226人(+178)
- イカ 4020人(+101)
- アレキパ 4204人(+243)
- モケグア 668人(+107)
- タクナ 504人(+36)
SIERRA
- カハマルカ 875人(-7)
- サンマルティン 1781人(+119)
- ワヌコ 1120人(+52)
- フニン 2093人(+4)
- ワンカベリカ 507人(+20)
- アヤクチョ 865人(+3)
- アプリマック 237人(+16)
- クスコ 1182人(+8)
- プーノ 456人(+34)
SELVA
- ロレト 6172人(+415)
- アマソナス 732人(+52)
- パスコ 553人(+41)
- ウカヤリ 5087人(+64)
- マードレデディオス 731人(+131)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 6月5日 4202人(131)
- 6月4日 4284人(137)
- 6月3日 4030人(127)
- 6月2日 4845人(133)
- 6月1日 5563人(128)
- 5月31日 8805人(135)
- 5月30日 7386人(141)
- 7日間平均 5587.9人↓(133.1↓)
(ソース: MINSA 6月5日)