5月10日（日）FM802 Superfine Sunday にペルーのコロナ事情のレポートを提出させて頂きました。
いつもはパーソナリティーの浅井博章さんと対話しつつペルーの暮らしについてご紹介するのですが、もろもろの諸事情により事前にレポートを提出するという形になりました。コロナ禍の時代は、ラジオ局もいろいろ大変です。
今回はペルーのお買い物事情についてご紹介しました。先日ブログでご紹介した内容と一部重なりつつ、新しい話題も交えてのレポート。そうそう、ペルーでは外出時のマスク着用は義務付けられていましたが、明日（5月11日）から銀行や市場（当然スーパーも）への入場には手袋も必須となりました。またこれまでなぜか1mといわれていた社会的距離は2mに延長。今更感が拭えませんが、まあいいでしょう。開店前から並んだのに手袋がなくて入れなかったとならないよう、皆さんご注意ください。
さて今日は母の日です。ママ大好きなペルー人にとって、ママに会いに行ってはいけない母の日なんてもう悪夢のようなものでしょう。そんな国民に対し、ビスカラ大統領は「私たちの望みは母をその腕に抱き、キスをすること。でもそれはできません。母の日に際し私たちができる最大限の犠牲は、母を守り気遣うことです」と語り掛け、忍耐を求めました。国のトップがこんなメッセージを発するなんて、日本ではあり得ませんね。
離れているからといって、母や家族に対する愛情が変わるわけではありません。どうか後から残念なニュースが出てきませんよう・・・。すべての母におめでとう。そしていつもありがとう。
ペルー全土封鎖 外出制限56日目
保健省発表による5月10日0:00現在の国内感染者数は67307人（前日比+2292人）、死者合計は1889人（+75）。感染者の州別内訳はリマ43284人（+1440）、カリャオ5360人（+143）、アンカシュ1507人（+35）、アレキパ1046人（+142）、クスコ407人（+41）、ワヌコ333人（+2）、イカ1003人（+73）、ラ・リベルタ1449人（+55）、ランバイエケ3655人（+27）、ピウラ2425人（+37）、ロレト1780人（+45）、マードレデディオス162人（+12）、フニン798人（+34）、サンマルティン466人（+38）、トゥンベス486人（+8）、カハマルカ362人（+11）、パスコ167人（+5）、アヤクチョ254人（+32）、タクナ178人（+7）、ワンカベリカ193人（+8）、アプリマック93人（+1）、モケグア167人（+4）、プーノ166人（+2）、アマソナス237人（+16）、ウカヤリ1329人（+74）。既検査数は504930件（+10680）、陽性判定率は13.33%、死亡率は2.81%。6601人が入院中（うち774人はICU）、21349人が回復へ。
(ソース: MINSA 5月10日)