小学館「PRECIOUS」レストラン「マトリア」アルレッテ・エウレルト

5月6日(水)小学館の月刊誌「Precious」の連載ページ「Life is so precious!」に 世界各地で修業したたくましさと感性で 人々を魅了する料理人 が掲載されました。

今回ご紹介するPreciousな女性は、ミラフローレス区のレストラン「Matria(マトリア/母なる大地)」のオーナーシェフ、アルレッテ・エウレルトさん。男性優位社会のペルーガストロノミア界において、「性別なんて関係ない。ただひとりの料理人として勝負したい」と語ってくれた素敵な女性です。

彼女と初めて会ったのは、昨年10月にリマのカトリカ大学で行われたうま味イベントの会場。日本から来秘した太田シェフや川手シェフと並んで、ペルー産食材をふんだんに使ったうま味たっぷりのリゾットを披露してくれました。それぞれの食材に含まれるうま味をはきはきと説明しながら、楽しそうに調理をするアルレッテさん。その時から「この人をPreciousで紹介したい!」と思っていたんです。

幼いころに父上を亡くされ、祖母と母、姉妹の中で育ったアルレッテさんは、生きる上で男性の存在が必ずしも必要だと思ったことはなかったそう。とはいえマチスモなラテン世界では、女性というだけで見下されることもありえます。アルレッテさんがそうした理不尽な状況を体験したことがなかったのは、よほどお母さんたちがしっかりなさっていたのでしょうね。

コロナ禍で多くのレストランが沈黙を続ける中、アルレッテさんは積極的に情報発信をしています。レストランのデリバリー再開の話題が浮上した時も、彼女はいち早く参加の意思を示し、マトリアファンを喜ばせました。自宅でマトリアの料理を味わえるチャンス。皆様もよかったら応援してあげてくださいね。

ペルー全土封鎖 外出制限53日目

保健省発表による5月7日0:00現在の国内感染者数は58526人(前日比+3709人)、死者合計は1627人(+94)。感染者の州別内訳はリマ37606人(+2307)、カリャオ4678人(+274)、アンカシュ1307人(+51)、アレキパ814人(+24)、クスコ280人(+22)、ワヌコ293人(+34)、イカ860人(+152)、ラ・リベルタ1206人(+87)、ランバイエケ3268人(+141)、ピウラ2214人(+300)、ロレト1666人(+107)、マードレデディオス138人(+9)、フニン655人(+23)、サンマルティン334人(+17)、トゥンベス451人(+8)、カハマルカ316人(+15)、パスコ151人(±0)、アヤクチョ189人(+13)、タクナ166人(+6)、ワンカベリカ176人(-5)、アプリマック90人(+6)、モケグア155人(+6)、プーノ158人(+9)、アマソナス186人(+10)、ウカヤリ1169人(+93)。既検査数は448020件(+18562)、陽性判定率は13.06%、死亡率は2.78%。5980人が入院中(うち722人はICU)、18388人が回復へ。

(ソース: MINSA 5月7日)