ダカール・ヴィレッジ3日目の朝。テレビを見てたら、あらあらこんな画像が。
ハチ、ハチ、ハチ!ヴィレッジに設置された屋台のイスに、ミツバチが物凄い勢いで巣を作っていた。このハチ、どっから来たの?
>昨夜、ジュースでもこぼした客がいたのだろう。今朝になったらハチの巣作りが始まってて大変なことになっていた、って感じ。さすがの警察もハチには手が出ない。ってことで、環境警察が登場。煙を吹きかけつつ、手にした木箱の中へハチをうまく収めて行った。それにしても上手だなぁ。環境警察は、養蜂訓練もするのか?
モデルのようなレースクィーンと
コロコロ・オバちゃんが混在するダカール・ヴィレッジ in ペルー。しかしみんな、本当に丸いな。こんな環境にいるから、私も油断してしまうのよね・・・←いい訳。
この日の夜もチケット売り場は長蛇の列。ヴィレッジは夜10時までだというのに、夜9時でもまだ数百mの列ができていた。取材陣にマイクを向けられ、「もうチケットがないっていうんだけど、ワタシ、入れるかしら?」とのたまうオバちゃんもいたが、10時までだって広報がされてるのに、なんで今ごろ並んでんだよ。
ペルーのフィエスタは夜中までやるのが普通、だからそういう感覚なんだろうなぁ。国際的なイベントも自分たちのフィエスタも同じだと思っている。でも選手たちは、明日から命を掛けた戦いに出るんだよ!夜中まで飲んで騒いでってやる訳ないじゃんか。ほんまに。
明けて1月5日、本番当日。予想通り、1時間ほど遅れて開会式が行われた。
ペルー大統領オリャンタ・ウマラと人気者の妻・ナディーン。ラリー・スタッフと同じ白のポロシャツとジーンズ、真っ赤な帽子でカジュアルないでたち。我が家では「コスプレ大統領」と呼んでます。ま、庶民派を謳っているので当然かな。こんな開放的な場に黒スーツで来るほうが無粋ってもんです。
モトの次は、お待ちかねのオートだ。出発の順番は、ウェブサイトの一覧表で分かっていた。テレビの前で三橋たちの登場を楽しみにしていたのだが・・・
信じられないことに、突然コマーシャルが入った。TVPeruはペルーの国営放送だ。でもNHKと違って、コマーシャルはあるけど自社の番組宣伝でスポンサーのものではない。この生中継が始まってからずっとコマーシャルなんてなかったのに、「さあ、次だ!」というところで、くっだらないCMを入れられてしまった。その結果、No.341の三橋・アラン組みとNo.343のジボン・三浦組み、間に入っていたNo.342のアラブ首長国連邦の1台の晴れの姿を見ることができなかった。
ただの偶然かもしれない。開会が遅れたから、これ以上引っ張れないという状況だったのかもしれない。でもこう言う時、日本の凋落ぶりをひしひしと感じる。ロビー活動の下手さに腹が立つ。
世界のどのチームだって、そしてその国だって、開催国の国営放送の画像くらいはチェックしているだろう。そこで自国の車が映らなかったらどう思うか。しかも2台とも!なぜ2台とも?!ありえないだろう、悔し過ぎる。どこまで舐められてるんだ、日本は。情けないったらありゃしない。ほんと、がっかりした瞬間。
カミオン(トラック)部門、No.508の菅原照仁とNo.520の菅原義正。こちらはちゃんと紹介されていました。日野レンジャー、頑張れ~!
チョリージョス区の様子を伝える
夜のニュースでは、三橋がちゃんと映ってた。いい笑顔!彼が楽しんでるなら、外野がぎゃーぎゃー言うこともなし。本当に頑張ってほしい。
リマを出発した戦士たちは、
パンアメリカンハイウェイを一路南下。公道のため、一般車と入り乱れ。一瞬とはいえ、ペルーのおんぼろバスと世界のトップラリーストが肩を並べて走るなんて、ある意味奇跡。
ちなみに公道のため、パイロットたちはいわゆる高速料金を徴収されたらしい。びっくり!誰が見たって、一般車とラリーカーの違いは一目瞭然。こんな国際的な大会で、しかも”今その真っ最中”ってところで、通行料なんて徴収しなくてもいいのに。特にモト(バイク)は大変だったらしい。だってお財布なんて持ってないでしょ(苦笑)個人的にはこの件が一番笑えた。
1月9日、舞台はチリのアリカへと移る。日本チーム、ペルーチームともに頑張れ!そしてそれぞれの選手が悔いのない、素晴らしい記録を残しますように!
…ゆるい…ゆるすぎる!
でもなんだか笑えちゃうのはペルーのお国柄?!
画像のオバちゃん、まぁるいですね~空気入れでふくらませたんかいな?!ってぐらい。なに食うてそこまで育ったやら??
「いいとこでCM」と言えばサンテレビの「神戸まつりパレード中継」を思い出します。地元の(そこそこ)有名企業なのに、さぁ映るぞって時にCM入って映らない~がお約束でした…
あでもサンテレビと一緒にしたらあかんか(苦笑)
本当にゆるいよねぇ(笑) ペルーらしいのんびりさですわ。丸い人なんていっぱいいるけど、この時は画像に映る人みんなが丸くて、思わずパチリでした。実際その前日に行った時は、本当にモデルのようなお姉ちゃんがいっぱいいたのに、同じ国の人とは思えないよ。ま、個性第一ですな。CMの件は本当にがっかり。中国や韓国のロビー活動の凄さが分かるだけに、物足りなさいっぱい。