1月1日(火)社団法人 家の光協会の月刊誌「家の光」2020年2月号に、グリーンウオッチ/熱帯にある氷河が消える!? が掲載されました。
新年早々シリアスな話で恐縮です。今月のグリーンウォッチ・ワールドニュースは“異常気象”がテーマ。ペルーの熱帯氷河が近年の気温上昇により消滅の危機にある、というお話をご紹介しました。
熱帯地域の高所にある熱帯氷河、そのおよそ71%がペルーに集結しています。ペルー人口の6割を抱えるコスタ(ペルー海岸砂漠エリア)の貴重な水源である氷河の融解が、今想像を絶するスピードで進んでいるのです。今世紀中にはすべての熱帯氷河が消滅すると警告する科学者もいるそうですが、国は抜本的な対策を講じていません。海水の淡水化技術は費用負担が大きいだけでなく、環境への弊害も問題視されています。結局は気候温暖化を食い止めるしか方法はないようですが、それが最も困難という・・・
2019年は地球温暖化の影響が大きく現れた年でした。2020年も同じ坂を下っていくのでしょうか、もしくは少しでも立ち止まることができるのでしょうか。私達ひとりひとりの取り組みは小さなものですが、それでもできることを少しずつやっていくしかありません。今回の記事が皆様の小さなきっかけになれば幸いです。