湾岸道路交通安全新条例16日から取締開始

リマ市長ホルヘ・ムニョスは4日、湾岸道路コスタ・ベルデにおける通行車両の制限速度違反ならびに規定重量を超えるトラックの取締りを16日から開始すると発表した。

リマ市は先月30日、コスタ・ベルデの最高速度を従来より20km/h遅い40~60km/hに引き下げる旨を定めた条例第11472-2019-MML/GTU-SITを官報にて公布。沿道5か所に自動速度取締装置を設置し、16日以降は違反車両のナンバーを撮影する。

市はこの3日にも、車両総重量が6.5㌧を超える貨物輸送トラック(※)のコスタ・ベルデ通行を終日禁止する条例第349-2019-MML/GTUを公布。沿道4か所の固定カメラで撮影し取締りに当たるとしている。

条例によると、コスタ・ベルデのエスカルド坂(サンミゲル区)からワイラス坂(チョリージョス区)に至る区間および双方の坂(合流路部分)が取締りの対象となる。違反車両運転手への罰金は、速度超過がS/756(約2万4327円)、制限重量違反がS/336(約1万811円)。

(ソース: El Comercio 05/12/19)

※以下の車両を除く

  • ゴミ収集車(ただし22:00~24:00の間に限る)
  • クレーン車
  • 緊急車両
  • 公共サービス用車両
  • 中継車などマスコミ車両
  • 許可を受けた道路工事用車両
  • レストラン・バーなどの飲食店、クラブなどの遊興施設や小売販売店の搬入・仕入用車両(ただし総重量18.5㌧以下、月~土曜の21:00~翌朝06:00の間に限る)
  • 現金輸送車
  • 国軍および警察車両
  • 管轄に取締対象区間を含む各自治体の総重量6.5㌧を超える貨物輸送トラック(但し21:00~翌朝06:00の間に限る)