ペルーでは毎年、年末になると七面鳥の消費機会が増す。今年のクリスマスから年始にかけての販売予想は210万羽、前年同期比で0.7%の微増と農業灌漑省が伝えた。
国内における七面鳥の今年度生産予想は344万8000羽(前年比+0.2%)、1羽当りの平均重量は5.5kg~11.0kgで、主な販路はリマ首都圏のスーパーチェーンや卸売り市場など。
国産七面鳥の76%は一羽丸ごと、残り24%はカットされた状態で売られ、年間販売量の62%および丸ごと売りの86%はクリスマスと年始に集中する。
また、丸ごと売りの2%ならびにカット売りの1%は輸出に充当、今年度は合計で465㌧を見込んでいる。主な仕向国はコロンビアやパナマなど。一方、今年の七面鳥予想輸入量は前年比9.1%増の1万63㌧。
ペルー国民一人当りの七面鳥消費量(2019年)は1.2kg、2014年(1.0kg)以降年平均約2%の増加。
(ソース: Gestión 02/12/19)