ブエノスアイレス古銭センターが主催する第5回ラテンアメリカ優秀貨幣投票「LatiNum 2018/2019」の通貨部門で、ペルーの硬貨が1位と2位を受賞した。ペルー中央準備銀行(BCR)が伝えた。
栄えある1位は希少野生動物シリーズの第6弾、「ジャガー」をモチーフにした1ソル硬貨。2位には同シリーズの第7弾、南米大陸最大の飛べない鳥「スリ」の1ソル硬貨が選ばれた。
これら2種類の1ソル硬貨は何れも彫刻家フェリペ・エスカランテがデザインし、2018年に通常の硬貨としてそれぞれ1000万枚づつ発行されたもの。
LatiNumはラテンアメリカ諸国における貨幣のデザインや鋳造・印刷技術の向上を目的として創設された投票形式のコンクール。ペルーは初回(2014/2015)の通貨部門で1~3位を独占、第2回(2015/2016)はコレクション貨幣部門1位並びに通貨部門2位、第3回(2016/2017)には通貨部門の1位と2位を獲得している(何れも硬貨カテゴリー)。
(ソース: El Comercio 16/10/19)