毎年8月第4金曜日は農業灌漑省が定めたペルー産コーヒーの日(Día del Café Peruano)。バリスモ(バリスタの技や知識)を始めコーヒーの抽出法やテイスティングに詳しいコーヒー専門家のジャーナリスト、Norka Peraltaがリマの街で外せないとっておきのカフェテリア5店を紹介。
LYNCH Café para Volar (Av. Del Pinar 135, Surco)
建築家兼インテリアデザイナーのオーナー、Olenka Lynchの個性が隅々まで息づくカフェテリア。ガラス製のカップでサーブされるこの店のコーヒーはクスコ産、綿菓子をトッピングしたアメリカーノ、“Coffee Rain”が人気。
The Coffee Road (Av. Prescott 365, San Isidro)
広々とした居心地のいい空間はお仕事にぴったり。ここのエスプレッソバーでは、タバコナス(カハマルカ州)とビジャ・リカ(パスコ州)産の豆を使った技の逸品が味わえる。スタッフのAnibal Kovaleffは第3回ペルー産スペシャルティコーヒー国際フェア(2018年)のバリスタ・チャンピオンで、同店が主催する抽出法教室「TCRアカデミー」の指導員も兼ねている。
MamaQuilla (Av. Manuel del Valle Km 1.8, Pachacámac)
パスコ、フニン、カハマルカ、クスコ各州産の豆をGracia Briceñoが焙煎した格調高いコーヒーを出すこの店は、ペルー産コーヒー・カカオ協会により最優秀の称号を与えられたカフェテリア。オーガニック食材を使ったサンドイッチやデザートの担当は、彼女の母で共同経営者のJannet Villanueva。
La Teoría de los 6 CAFÉS (Ca. General Mendiburu 890, Miraflores)
1年前にオープン、女性パティシエAlessandra Ribeyroの手によるデザートの数々とエスプレッソバーの完璧なハーモニーで名高い店。豆はクスコ州インカワシ産を使用、ご一緒にトリュフやレッドベルベットケーキ、アップルパイはいかが?
Dose Café (Av. Universitaria 1239, Cercado)
創業メンバーのDaniel Nayra (24)、Iván Cruz (27)、Scott Cheng (22)はカフェテリア文化の創造に注力する業界最若手。DanielとIvánはカハマルカのコーヒー農家出身、サンマルコス大学前にある店で同州産のスペシャルティ豆を使ったコーヒーをサーブ。
(ソース:El Comercio 23/08/19)