5月7日(火)小学館の月刊誌「Precious」の連載ページ「Life is so precious!」に大人気の本格ジェラートには大切なふたつのルーツがが掲載されました。
バランコで大人気のイタリアンジェラートの店「Blu : il gelato del barrio」。そのオーナーであるラウラ・ルカンジェリさんを取材しました。イタリア人の父とイギリス人の母を持つラウラさんは、ペルー生まれ。幼いころ家族とともに父の故郷ローマへ移住し、本場のジェラートを食べて育ちました。
自分が生まれた国なのにペルーのことを何にも知らなかった、スペイン語すら忘れていたというラウラさんは、意を決して単身リマへ。そこで幼なじみのニコラスさんと一緒に、子供の頃からの夢だったジェラート屋さんを開く決意をしたのです。ペルーならではの食材を、本場イタリアの技術で提供しよう。彼女にとってはイタリアとペルーはどちらも祖国。そのルーツを大切にする思いが、ペルー一と謳われる人気のジェラートを生む原動力になっています。
「冬に冷たいものを食べないというペルー人の習慣を変えたいの」とラウラさん。その思いが叶う日はそう遠くなさそうです。