チャチャポヤス3日目、後半。
馬のことで散々揉めたものの、なんとか無事?見学を終えて次の目的地へ。しかし、気になることが1つあった。そこでじーちゃんドライバーに努めて明るく聞いてみた。
(K) 「ねぇねぇ、レバッシュって入場料いらないんだね~♪ 無料っていいね~♪」
というのも、私たちは道の途中で突然降ろされ馬に乗って見学した訳だけど、どこにも観光客をチェックするポイントがなかったのだ。でも、旅行代理店Bは「レバッシュの入場料は5ソレス(約150円)」と言っていた。あの5ソレスって一体なにさ?
外国人からこういう引っかけ問題がなされるとは思ってもいなかったのだろう、アホなじーちゃんはニコニコとこう答えた。
(じ) 「レバッシュにはの、二通りのルートがあるんじゃ。あっちから行くと入場料がいるけど、こっちからは要らんのじゃよ。あんたら、よかったのぉ。 ふぉっ ふぉっ ふぉっ。」
・・・はい、旅行代理店Bさん、またですな。入場料5ソレス、返金願いますわよ。
代理店Bのセニョーラ、あんた、「このドライバーは信用できる人間です」って言ってたよね?あんたらのいい加減さをむっちゃ簡単に客にバラしてますけど?よぅこんなんで今までトラブルになってないなぁと、つくづく感心。たぶんトラブルが起こっても、すぐゼロクリアなんやろな。
さて、レイメバンバ村に到着。昼食の後、「Museo Leymebamba/レイメバンバ博物館」へと向かった。じーちゃんが係員を呼びだし、私たちの入場料を払った←これは見た。その時、地獄耳の私はちらりとこんな会話を聞いてしまった。
(係) 「この人たちのidioma(言語)は?」
(じ) 「あー、この人たちね・・・ 日本人だよ。でもスペイン語は・・・しゃべれないから・・・うん・・・ いや、それはいいから、いらないから。」
あれ・・・ じーちゃん。あんた、なんや善からぬことを考えてるんちゃうやろね?私ら、さっきまで何語で会話してたん?あれは日本語やったん?なんか気になる。なーんか気になる。じーちゃん、あんた、なんか企んでるやろ。
とりあえず博物館の中に入った。パネルもいっぱいあるし、展示品にも説明書きがちゃんとある。でもこれだけじゃ、やっぱり何も分からない。
ちょうど通りかかった女性スタッフに館内ガイドの件を聞くと、「えっ?」と意外そうな顔をして、すぐさま人を呼びに行った。奥から出てきたのは、さっき玄関でじーちゃんと話していたスタッフだ。ホセリートと名乗るその若いスタッフは、
(ホ) 「あのセニョールが、あなたたちはスペイン語が分からないからガイドは必要ないって言ったんです。だからてっきり・・・。すみません」
と言って、館内の説明を始めた。
いやー、やってくれるやんか、じーちゃんよー、えー?あんた、私らがさっさと見学を終えるよう仕組んだな?4時にセシーナを受け取るために、早くここを出るためにわざとそう言ったな?
まったく、時間と金を掛けてわざわざやってくる観光客より、7ソレス(約210円)のセシーナのほうが大事とは、よくできたドライバーだこと。まあそれだけ舐められてるってことやけどね
いろいろ大変でしたね!
でも、最後に(まだ最後じゃない?)子どもたちの言葉や笑顔に、私までほっこりさせてもらいました♪
ありがとうございます。まー、じーちゃんの適当さは彼だけの問題ではなくよくあることなので、飽きれはするけど怒る気にはなりません。ある意味ペルーマジックです(笑) 子供たち、本当に可愛かった!なんであの素直さが大人になると消えてしまうんでしょうねぇ?(まあ万国共通ですが)