チャチャポヤス3日目
今日からもう一人の友達(♂)が参加することになっていた。これで私たちのグループは4人だ。今日の予定は「Revash/レバッシュ」と「Museo Leymebamba/レイメバンバ博物館」。そして問題は車だである。客4人とドライバーとガイド、トータルで6人。ワゴン車を手配してくれるならいいが、ケチ代理店Bがそんなことするわけない。さて、この問題をどうやって解決するのか?
朝、代理店の入り口にいたスタッフ(S)にそのことを尋ねてみた。
(K) 「ねぇ、今日私たちはレバッシュとレイメバンバに行くんだけど、人数は4人なの。この場合、ガイドはどうなるの?ロナルは?」
するとこの大馬鹿者はこう答えた。
(S) 「ああ、大丈夫ですよ!あなたたちはこのセダンで行って下さい。ロナルは先に現地に行って、あなたたちを待ってますから」
(K) 「えっ?ロナルってもう先に出発したの?」
(S) 「はい、彼はバスで先に行ってますよ。だから何も問題ありません!」
へぇ、すごいじゃん!やればできるじゃん!と思いつつ、代理店のカウンター(入り口から10mも離れていない)に行くと、そこには代理店のセニョーラとロナルが2人並んで座っていた。
はて?このロナルはどこのロナル?私のしもべは、もうバスで先に現地に向かってるんじゃないの???
本当に、どうしてこんな分かりやすいウソを平気でつくのかなぁ。分からないことだったら、「分からない」って言えばいいのに?その場その場でさらりとウソをつく。息を吐くようにウソをつく。ウソとすら思っていない、救えない。でもさー、さもバスに乗るロナルを見送ってきたかのようなウソまで言うなよ。なんでかなー、ペルーには閻魔様はおらんのかなー。
セニョーラとロナルは一晩悩みぬいたような顔をしていた。あー、嫌な予感。あー、嫌だ、嫌だ、またなんかあるの???
(セ) 「今日あなたたちが行くレバッシュへの道には、検問があるの。で、ドライバーがどうしても6人で行くのは危険だから嫌だというのよ」
はいはい、そんなこと、私は初日から疑問に思っていたことだよ。で、どうしたい訳さ?
(セ) 「なので今日はロナルは同行しません。その代わり現地ガイドを手配しました。ベテランガイドの●●(←名前失念)がレバッシュの入り口であなたたちを待っています。だから申し訳ないけれど、ドライバーと5人で向かって下さい。」
はぁ、そういうことですか・・・
ロナルは「ボクは一緒に行きたいんです!でもドライバーがどうしても嫌だって・・・」と悔しそう。そりゃそうだよね、君の日当が1日減るもんね。でも現地にガイドがいるなら、こっちは問題ないですよ。ロナル、残念だけどあなたはここでお留守番ね。
(セ) 「このドライバーは私ともう何年も一緒に仕事をしていて、本当に信頼できる人です。ガイドはいないけど、何ら問題ないですからね」
なんだ問題ないって・・・色々ありましたわよ~、この後も。なんでだろうねぇ、ペルーだねぇ。
左側がドライバーのじーちゃん。
途中、道路工事のため一時的に停車させられた時の一枚。田舎の人はどこへ行っても知り合いがいる。このバイクの男性も甥っ子だかなんだかだった。
笑顔が可愛いじーちゃん。でも実はとーっても抜け目ない人でした・・・。いや、抜けてたな。
・・・つづく♪
つづく♪が妙にイマジネーションを駆り立てますね。(笑)
続きを読まずにはおれない、すごいペルー!
いやー、引きづってすみません(苦笑) だって笑えるやりとりを全部書いてたら、何ページあっても足りないんですよねぇ。。。 よくもまあ飽きずに次から次へと、です。さすがペルーです。いい国だ。