バス強盗、新たな手口は消臭剤?

アンカシュ州カスマのパンアメリカン道路で22日、走行中の長距離バス車内に消臭剤とみられるスプレーが撒かれ、スウェーデン人観光客を含む乗客50人の金品や衣服、荷物が奪われる強盗事件が発生した。

襲われたのは首都リマからトルヒーヨへと向かっていたロイヤル・パラセス社の夜行バスで、乗客が被害に気付いたのは午前4時ごろ。被害を受けた乗客のひとり、ナタリー・トーレスさんは「トルヒーヨへ向かう車内で車掌がPOETT(市販の消臭スプレー)を撒いたあと、妙な感じがして眠ってしまい何も気付かなかった」と証言した。

他の乗客もカスマ警察署に対しバスの車掌が怪しいと訴え、盗まれた金品の返還を要求している。

(ソース:La República 22/12/18)