ペルーのUV指数とサボテンたち

毎日暑い日が続いている。特に午後の暑さは強烈だ。ちなみにここ数日のペルーのUV指数、リマは14、クスコやプーノは18!何ですかね、この数値。先週、生まれて初めてSPF100の日焼け止めを買ってしまった。日本では「SPFが高すぎても意味がない」なんて書いてあるけれど、そもそもUV指数14なんてことがない。日本の常識・世界の非常識。肌への負担を恐れていては、顔中シミだらけになってしまう。

人間にとって目眩クラクラな日差しも、植物にはご馳走だ。特にサボテンが元気!真っ白い毛が生えたのはケファロケレウス。お店の人は「abuelito(おじいちゃん) だよ」と教えてくれたが、viejitoのほうが一般的らしい。中心部がぐいっと伸びてきて、一時はおっぱいのようだった。ちょっとエッチな我が家のおじいちゃんたち、一体どんな風に育つか楽しみだ。

この日差しを利用して、元気のなかったサボテンの胴切りをしてみた。友達からもらった大切な鉢なのに、雑菌でも入ったのか黄色くぷよぷよになってきたので・・・。清潔なナイフでカットし、鉛筆のように先をとがらせ、日光に当て乾燥。その後根がでるまでじっと待つ。サボテン専用の土を探したが、近所のホームセンターにはなかった。ペルーではサボテンは観葉植物であり、どんな天候にも耐える逞しい街路樹でもある。お店の人も「専用の土なんて要らないわよ」とさらり。日本語で調べると土にもこだわらないといけないようだが、えぇい、面倒くさい!ここはペルー。日焼け止め同様、サボテンもペルー的に大胆に育ててけたらと思っている。