1月5日(金)農山漁村文化協会・現代農業2月号に、アンデスのジャガイモの写真を提供させていただきました。
「現代農業」は作物栽培のありとあらゆるノウハウが詰まった、農家向けの実用雑誌。2月号の「彩り野菜 色を活かした身体が喜ぶ食べ方」というコーナーに、アンデスのジャガイモの写真を提供させて頂きました(その見本誌が本日到着!)
日本では紫カリフラワーや黒ニンジンといった、色の濃い野菜がずいぶん一般的になってきましたね。8000年前から栽培が始まったといわれるアンデス原産のジャガイモにも、赤や紫など色鮮やかなものがたくさんあります。これは、強烈な紫外線による酸化から根を守るために自ら生み出した命の色。その天然の色素がアントシアニン、抗酸化作用でお馴染みのポリフェノールの一種です。
アントシアニンは水に溶ける性質を持っているので、茹でて食べると大切な色素が抜けてしまいます。なので生食か、ラップにくるんでレンジ加熱するのがいいそう。もちろんわざと色を出して、スープに利用する手もあります。ペルーの紫トウモロコシを使ったチチャ・モラーダやマサモラ・モラーダは、理にかなった料理法ってわけですね。せっかくの効能も、あの大量の砂糖で帳消しという話もありますが・・・(笑)。
とにもかくにも、日本の進化目覚ましい最先端野菜が紹介される雑誌に、ペルーのジャガイモをお取り上げ下さりありがとうございました♪