4月期の生鮮果物輸出は前年同月比で12.7%伸張(FOB)、農産物輸出の増加に貢献した。ペルー農産物輸出同業組合連合(AGAP)が伝えた。
主にブドウ(22.6%増)、ザクロ(40%増)、マンゴー(7.5%増)、アボカド(10%増)の輸出が増加した一方、ブルーベリーは豪雨の被害で43.9%減少。下半期の生産回復が期待されている。
ブルーベリー同様気候の影響を受け生鮮野菜輸出も10.1%後退。主に生アスパラガス(14.9%減)の不調が響いた半面、生ニンニクの輸出は113.2%増え910万㌦ に達した。
生鮮果物・野菜を併せた4月期の主な輸出先は米国が30.3%で首位、次いでオランダ(27.8%)、英国(5.7%)など。他にはコーヒー豆が7%増、オーガニックバナナは豪雨の影響で2.35%減少した。
同月の農産物輸出(全体)は前年同月比5.9%増の14億6300万㌦。
(ソース: Gestión 02/06/17)