今年は「3×2(トレス・ポル・ドス)」などのスーパーマーケットによる安売り(セール)が減るとKWPが予想している。
スーパーマーケットの売上高に占める同販促キャンペーンの割合は、2013年度が40%、2016年度は22%と減少傾向にあり、今年はさらに低下する見込み。
同種のセールにつきKWPは、短期的な戦略に過ぎず、利益に影響することなくこれを維持していくことは不可能とスーパーやメーカーが判断したためと分析。
また街角の雑貨屋「Bodega(ボデガ)」の売上が前年比で4%増えた一方、スーパーは5%後退しており、長期的な売上拡大への取組みを余儀なくされるだろうとした。
昨年度の小売り部門カテゴリー別比較は次のとおり。
- スーパーマーケット ①88% ②S/995 ③23回 ④S/42.5 ⑤16% ⑥5%減
- ボデガ(雑貨屋)①100% ②S/1726 ③220回 ④S/7.8 ⑤32% ⑥4%増
- メルカド(伝統的市場)①98% ②S/1748 ③122回 ④S/14.3 ⑤32% ⑥1%増
- 薬局チェーン ①85% ②S/202 ③10回 ④S/21.3 ⑤3% ⑥15%増
- 配達・移動販売 ①87% ②S/306 ③7回 ④S/44.5 ⑤5% ⑥5%減
①市場浸透率(少なくとも年に一度は利用した世帯の割合)
②一世帯当たりの年間平均売上
③一世帯当たりの年間平均利用回数
④一世帯買い物一回当たり平均売上
⑤市場シェア
⑥2015年度と2016年度の売上高比較
(ソース: Gestión 15/02/17)