ペルー輸出業協会(ADEX)は15日、昨年1月~11月期のアボカド輸出額を前年同期比45.7%増の4億4570万㌦と発表した。
ペルー産アボカドは全農産品輸出の10.9%を占め、年間輸出額は2013年度1億8420万㌦、2014年度3億10万㌦、2015年度は3億630万㌦と今年を入れて4年連続の伸張。
主要な輸出先は、オランダ(2億1380万㌦・前年比82.2%増)、スペイン(7720万㌦・同53.3%増)、米国(7360万㌦・同11.4%減)、英国、チリなど。
一方、日本(同5181.8%増)、中国(同4486.9%増)、ドイツ(同438.7%増)、香港(同396.8%増)、コスタリカ(同128.6%増)などへの輸出額は今年度顕著に上昇した。
輸出用のアボカドは、ラリベルタ、リマ、イカ、フニン、アンカシュ各州産のものが多くを占めている。
(ソース: Gestión 15/01/17)