10月31日はハロウィンだ(った)。毎年どんどん派手になっていくこのイベント。ショッピングモールは仮装した子供がいっぱいだし、夜は夜で大人の秘密パーティーが各地で開催される。
サン・ボルハ区のペンタゴニートでは、今年も恒例のわんこのためのハロウィン「Canoween」(canino/犬の halloweenの意味)が開催されていた。主人自慢のコスプレ犬がいっぱい!犬のほうも注目されているのが分かっているのだろう、しっかりカメラ目線だったりして、ほんとラブリー♪
このイベントは単なるマスコット自慢大会ではなく、ペットの健康管理や飼い主のマナーについての啓蒙も行われる。狂犬病予防注射やツメのカットなども無料。さすが金持ちサン・ボルハ区。毎度太っ腹なことだ。
アパートで飼育する人が増えたからだろう、小型犬が圧倒的に多い。みんな工夫を凝らした衣装を身につけていたが、このミツバチルックはあちこちで見た。これは純粋に似合うよね~。みんなお尻フリフリして可愛らしい!
個性派部門ではこちら。ドラゴンを背負ったわんこ。ドラゴンの顔が邪魔で、右方向にしか進めない様子もキュート♪
スーパーマン+わんこも定番だったが、大型犬に着せるとなぜか道化っぽくなるのが気の毒だ。この子のように、飼い主とカラーコーディネートしたケースも多かったが、失敗例が多かったように思う。それにしてもこの “迷惑” って顔が堪りませんな(笑)
Canoweenらしさ満載の毒グモ犬。お目めもちょっといっちゃった感じでバッチリ?!この子は本当に小さくて、上から見るとまさに巨大毒グモがゴソゴソ歩いているようにしか見えなかった。可愛いというかなんというか・・・趣味は人それぞれだね。
区に暮らすマスコットの健康と幸せを守るため、さまざまなプログラムを実施しているサン・ボルハ区。Canoweenだけでなく、Can Noel(犬のクリスマス)やCan Valentín(犬のバレンタイン)まであるのだから、すごいもんだ。最近は猫も増えてきたけど、まだまだペットといえば犬(防犯の意味が大きいからねぇ)が大半。犬好きな方はぜひサン・ボルハへ♪とスルコ区民が言うのも何ですが、子供に添加物と着色料いっぱいのお菓子を配るイベントより、ずっといいと思います。