アンデス議会のレイノソ議員は、国外におけるペルー原産植物の膨大な特許申請数に関し深刻な懸念を表明、国家委員会による遺伝子特許権の侵害防止強化に努めなければならないと指摘した。
同議員は遺伝子特許侵害をペルーのみならずアンデス共同体(CAN)加盟国全体の問題と位置づけ、国家的な調査により特許侵害国のランキングを公表しているエクアドルの取組みを例に挙げ、政策を通じたCANレベルでの対策検討に言及。
委員会のデータによると、諸外国でのペルー原産植物および同副産物の特許申請件数は合計で1万1690件。内訳は次のとおり。
- tara 3989件
- yacón (ヤコン) 3211件
- maca (マカ) 1406件
- uña de gato (ウニャデガト) 843件
- cascarilla 648件
- maíz morado (紫トウモロコシ) 294件
- algodón de color (色綿花) 185件
- camu camu (カムカム) 134件
- paico (アリタソウ) 133件
- guanabana (グアナバナ) 132件
- achiote (アナトー) 131件
- lúcuma (ルクマ) 104件
- palo de rosa 100件
- sangre de grado (クロトンレクレリ) 90件
- sacha inchi (サチャインチ) 84件
- tarwi (ザッショクノボリフジ) 38件
- hercampuri 36件
- chirimoya (チリモヤ) 33件
- barbasco 24件
- muña (ムニャ) 19件
- chancapiedra 13件
- pasuchaca 13件
- guanarpo 8件
- abuta 7件
- manayupa 6件
- oca 3件
- caripona 3件
- mashua 2件
- olluco 1件
(ソース: Andina 09/09/16)