ペルーのモバイルデータ通信料金2年で半額に

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の導入と市場競争により、ペルーの携帯電話料金は過去2年間で音声通話が20%、データ通信が50%値下がりした。電気通信民間投資監督庁(OSIPTEL)が伝えた。

各料金は2014年と2016年それぞれの第1四半期を比較したもの。2014年の導入以来、今年8月までの各通信キャリア間におけるMNP利用は2百万回線を突破、新参のEntelとBitelが携帯電話市場シェアの18%を獲得した一方、Telefónicaは8%、Claroは6%を失っている。

数年前には域内諸国でも電話料金が高額と捉えられていたペルーが、新たなキャリアの参入で逆に最も安価な国のひとつとなり、この先もまだ料金が下がり続ける可能性があるとOSIPTELのルイス代表は述べた。

(ソース: Gestión 06/09/16)