第1四半期の携帯電話盗難54万9000台

電気通信民間投資監督庁(OSIPTEL)によると、今年第1四半期(1月~3月)に盗難の申告を受けた携帯電話は54万9000台。紛失の届け出は24万3660台、発見や拾得により再度利用登録された機器は5万1762台であった。

2015年度、携帯電話を盗まれその後各通信キャリアに当該機器の利用差止め(ブロック)を依頼した被害者は76%。残りの24%は「ブロックの必要はないと思った(32%)」、「どのみち闇市場でブロックが解除されるだろうから(28%)」、「ブロックできることを知らなかった(26%)」などの理由で差止めを依頼しなかった。

携帯電話の盗難が増えていることから、OSIPTELは利用者に対し必要なデータはクラウド上や自宅でのコピー保存を推奨。犯罪者による悪用を防ぐため、銀行のパスワードや個人情報は機器上に残さないよう勧めている。

(ソース: OSIPTEL 20/05/16)