ペルーの庶民の足「モトタクシー」は少なくとも全国で40万台、うち半数以上がリマ首都圏に存在し、リマではVESやSJL、アテ、コマスなどの区、地方ではイカ、フリアカ、カハマルカやアマゾン地域で多く見られる。
クロスランド・ペルー自動車部門のバジャージ(Bajaj)担当マネージャーによると、モトタクシー1台当たりの日々の稼ぎは80~120ソレスで、レンタル車両の場合は貸主に約30ソレス/日を支払う必要があるという。これ以外にも、燃料費や修繕維持費、各自治体に所属するタクシー協会の会費などはドライバーの自己負担となる。
車両自体の値段は、鉄パイプフレームに幌を被せた「カデナ」もしくは「トゥブラール」と呼ばれるタイプが3500~7500ソレス。ドアと天蓋のついたハイスペックな「オートリクシャー」型になると、1万200~1万5000ソレスする模様。
正業・副業を併せ、全国で少なくとも77万5000人がモトタクシーで生計を立てている。
(ソース: Correo 01/05/16 本日現在の為替は1ソル=約32.3円)