10日に行われた2016年ペルー大統領・国会議員選挙、マーケットリサーチ企業3社による同日午後4時投票締め切り時点の出口調査結果(上位4候補)ではいずれも元大統領の娘で中道右派のケイコ・フジモリ(40)が首位、続いて中道右派のクチンスキ元首相(77)が左派のメンドサ国会議員(35)に僅差で優勢。メンドサ候補はクスコやプーノなど主に国内南部の州で得票を稼いだ。首位候補の得票率が過半数に満たない場合は、6月5日に予定されている決選投票において2位候補者との一騎打ちとなる。
全国選挙過程事務局(ONPE)10日午後9時30分(日本時間11日午前11時30分)時点公式集計速報値(開票率20.1%)
ケイコ・フジモリ(FP) 38.04%
ペドロパブロ・クチンスキ(PPK) 25.48%
ベロニカ・メンドサ(FA) 16.22%
アルフレッド・バルネチェア(AP) 7.96%
出口調査結果(10日午後4時現在/上位4候補のみ掲載)
- Ipsos
ケイコ・フジモリ(FP) 37.8%
ペドロパブロ・クチンスキ(PPK) 20.9%
ベロニカ・メンドサ(FA) 20.3%
アルフレッド・バルネチェア(AP) 7.6% - CPI
ケイコ・フジモリ(FP) 39.1%
ペドロパブロ・クチンスキ(PPK) 19.7%
ベロニカ・メンドサ(FA) 18.8%
アルフレッド・バルネチェア(AP) 8.6% - GFK
ケイコ・フジモリ(FP) 39.9%
ペドロパブロ・クチンスキ(PPK) 20.6%
ベロニカ・メンドサ(FA) 20.3%
アルフレッド・バルネチェア(AP) 7.0%