お昼を食べた後、algodón orgánico(オーガニック・コットン)のお店へ。
お店を切り盛りするぺティータおばあちゃん。そしておばあちゃんの横に置かれているのが、フェレニャフェ産のカラーコットン。
カラーコットン(茶綿)は、綿の原種。ここペルーでは、5000年以上も前から人々の生活に利用されてきた。茶色、薄茶色、ベージュ、緑、ピンク・・・その色はなんと15種類にも分けられるとか。こんな貴重なものがさくっと見れてしまう、ペルーという国の懐の深さにはいつも感動、いつも脱帽。
おばあちゃんのお店では、縫製以外はすべて手作業。綿をほぐし、叩いて繊維を伸ばし絡め、糸を紡ぎ、機で織り・・・まさに5000年前と変わらぬ手法で、1つ1つ丁寧に仕上げていく。
↑ なんだけど、今日は突然お邪魔したため、その工程を見ることができず。そこでおばあちゃんが契約している綿花畑を、みんなで訪ねることにした。タクシーをチャーターして、がたがたと揺られながら街を北上。街を抜けると、一本道の両側には田んぼや畑が延々と広がっていた。フェレニャフェをはじめとするこのノルテ地方は、お米の産地としても有名なのだ。
青い空とどこまでも続く畑、そしてアルガロボやサポテの木が生える風景。ああ、なんて気持ちがいいんだろう!
砂埃を巻き上げながら、タクシーは綿花畑に到着。案内してもらった先には、一面の綿花畑が!もう収穫は終わってしまったらしいけど、それでも綿花はまだまだたくさん残っていた。綿の木をまじまじと見るのは、私は初めて。綿の花も、綿のつぼみも、弾けたばかりのふわふわの柔らかい綿を触るのも初めて!
楽しすぎて時間を忘れて写真を撮りまくり、おかげでチャーターしたタクシーに割増料金を請求されたけど・・・でもそんなもの、払う価値は十分!
ところが。
はしゃぎ過ぎたのか、帰りのタクシー辺りから、どうも頭痛がひどくなってきた。今夜は「アルゼンチンの肉よりうまい!」と言われるSorrentoの肉を食べに行く約束なのに。宿で30分ほど休んだら、随分楽になった。なので大丈夫だろうと思って、みんなでチクラヨの街まで出かけて行ったのに・・・
Sorrento自慢のLomo fino(牛ヒレ)。
店は満席、外では待っている人もいる。それほど有名、それほど人気のチクラヨの名物店。なのに香ばしくジューシーに焼かれたステーキのなんともいえぬよい香りを嗅いだだけで・・・うっ。死亡。
ちなみにこのお店には、これまた最高に美味しいaji(唐辛子ソース)がある。ステーキとの相性抜群!むっちゃ食が進む~!(らしい)
なんだけど、以前にもこの店に来たことのあるM嬢は、「一度焼き肉のたれで食べてみたかったの~」と、My焼き肉のたれ、醤油、わさび、マヨネーズを持参。「ありえね~!」と周囲に言われつつも、彼女なりに初志貫徹。素晴らしい♪
こちらもSorrento名物エンパナーダ。普通のエンパナーダの倍はあるだろうか。中身も牛肉ごろごろで、肉汁がほらじわ~っと!皮はぱりぱりで揚げてある・・・のかな。なんせ私は一口も食べられずじまいだったので、コメントのしようがない。くすん。
みんなががっつく中で、1人トイレとお友達だった私。普段なら、どんな状況でもとりあえず一口くらいは食べてみる私だが、この日ばかりは肉の香りを嗅いだだけで一瞬でノックアウト。ありえない、こんなはずではなかったのに!
みんなに心配かけてしまい、申し訳なかった。ごめんね。おばちゃん、もう宿に帰って寝ます。宿に戻るなりベッドに倒れこむ。私はただただ眠りたかった。
しかし。
こんな日に限って、宿の向かいでどんちゃかフィエスタ開催中。しかもまあ3時くらいには終わるだろうと思って我慢していたのに、朝までぶっ通し、休憩もなくエンドレスで大盛況!ってのは、いったいどういうこと?
フェレニャフェ市民、逞しすぎる・・・(涙)
うわー。食べられず、残念でしたね。
二日酔い?しかもフィエスタ騒音で
よく休めなかったという二重苦。
コットンも素敵ですが、やっぱりあのお肉と
エンパナダは一度食べてみたい物です。
醤油持参で。
お楽しみの肉料理が食べられずに残念でしたね。ま、まだまだ機会はあるでしょうから!
綿花畑、素敵ですね~。綿と言えば、先日、津波で壊滅した東北の田んぼに綿を植えるプロジェクトが始まったと知りました。
綿の生育段階で塩分吸収効果があるらしく、何年かで稲作が開始できるようになるし、それまではコットンで収入が見込めて一石二鳥。ペルーのように上質のコットンができるのを期待したいです。
いやいや、二日酔いじゃないですよ。ビールは完全に冷めてました。でも暑かったしビールじゃなくて水を飲んだほうがよかったんでしょうね、反省。あのステーキは後日リベンジ!そのお味は・・・また後ほど報告します!(笑)
ありがとうございます。後日ちゃんとリベンジしてまいりました♪綿花畑、すごくよかったです。なんというか・・・牧歌的。でも乾燥した土地で荒々しさもあって・・・とにかく自然な姿がよかったですね。人の手が入りすぎないことって大切だなって思います。
本当にあの日は残念でしたね。
でもそれまで着いてそうそう活動していたので
仕方がないです。(バスではほとんど寝てないでしょうし・・・)
しかも当初予定のなかった綿花畑まで行ったんですから!
しかし申し訳ないけど、美味しかった!
やっぱり焼肉のたれでしょう!
わさび醤油もよかったですよ!
いやいや、綿花畑は思いっきり予定に入っていたよ~(笑) mamiちゃんから話を聞いた時には、もう私はお花畑にいる自分を想像していました。その後の自分は予想もしてなかったけどさ~(苦笑) 焼き肉のたれも美味しかったよね!わさび醤油を試せなかったので、今度は私も持っていくか~♪
綿花のお店に行ってみたいです。
どんな製品があるのかしら・・・。
興味深々です。
綿花畑もいいなぁ・・・。
うちの庭にも綿花が何本かあるけれど、畑に葉程遠い・・・。
あらら、残念でしたね。
お疲れが出たのかしら。^^
Keikoさん、残念でしたね~。
でもこういう状況ってありますよね~。
私もときどきダウンしてしまいます。
一口だけでも…って思うんですけどね~((+_+))
それにしても写真だけでもすごくおいしそ~ですよ。
わたしも食べてみたい~!!
オーガニックコットンも素敵ですね~。
色合いがとってもいいです。
素朴~なカバンやベストなど・・・うーん、縫製やデザインについてはどうしても一歩を越えられないという感じです。いい味を出してはいるのですが・・・難しいですよね。お庭に綿花があるんですね!素敵!自家製の織物・・・なんていいですよね~。
この写真ではあまりステーキの美味しさが伝わりません・・・ね。まあショットを撮るだけで精いっぱいだったのでお許しください。オーガニックコットン、本当に優しい自然の色でした。こんなにたくさんの色があるって知りませんでした~。