ランペルー航空は、同社国内線航空料金の値下げを開始すると発表した。
これにより、搭乗日1か月以上前の航空券購入を条件として、リマ⇔クスコ便往復69ドル~(50%減)やリマ⇔アレキパ便68ドル~(46%減)を始め、トルヒーヨ便(35%減)、チクラヨ便(34%減)、ピウラ便(33%減)、カハマルカ便(29%減)などが6日から値下げとなる。
同社は2006年以降経営方針を転換し、種々のキャンペーンを通じた値引きを導入。国内航空市場の旅客数は当時の270万人から昨年は1000万人に届く勢いとなり、うち70%が安価な航空券を利用と分析。
今回はさらに一歩踏み込んだ値下げを展開、より多くの航空機利用客獲得による市場拡大を目的とした歴史的なアクションとしている。
また、国際線では5月2日からリマ⇔ワシントン直行便の週4日就航を始め、アルゼンチンのロサリオならびにサルタ両都市とリマを結ぶ新ルートをそれぞれ6月17日と7月2日から就航、マイアミ便についても週14便から17便に増強する予定。
同社は昨年にオーランド便とアントファガスタ便(チリ)、今年1月3日にはモンテビデオ便(ウルグアイ)を就航済。LATAM航空グループの一員として、リマ国際空港の南米エリアにおけるハブ化を目指すとしている。
さらに現在改修中のカハマルカ州ハエン空港に言及、北のマチュピチュと呼ばれるクエラップ遺跡へのアクセスが容易になるとしながら、今年下半期のハエン便就航を示唆した。
(ソース: El Comercio 07/04/16)