ペルー特別選挙管理委員会(JEE)は23日深夜(日本時間24日昼)、大統領選候補で人民勢力党(Fuerza Popular)党首のケイコ・フジモリは選挙キャンペーンにおいて違法行為を犯していないとの判断を下した。
JEEは、議決書上で「2016年一般選挙の枠組みにおいて、人民勢力党の大統領候補ケイコ・フジモリに対して提出された(候補)除外請求は根拠のないものと宣言する」と同審理を結論づけた。
また、先の中央選管(JNE)の報告で述べられていたとおり、ケイコ・フジモリ候補は集票目的による現金あるいは贈答品の供与および譲渡という禁止行為は働いていないとし、さらに選挙法違反を証明する適切な証拠も提示されていないと報告した。
ケイコ・フジモリ候補は、今年2月14日に同党のグループ「Factor K (ファクトール・ケイ)」が実施した文化活動において、勝者に現金入りの封筒を手渡したとして告発されていた。
同候補はこれまでに、JEEが自身に否定的な判決を下した場合には、JNEに再審請求し進退の判断を委ねると発表していた。
(ソース: El Comercio 24/03/16)