通商観光省は15日、2015年度の外国人訪問者数を前年比7.5%増の345万5709人(一次集計値)と発表した。
月別では1月(29万8000人/12.0%増)、6月(27万6000人/12.3%増)、7月(33万3000人/11.2%増)が目立った。
国別ではチリが98万4854人(前年比8.9%増)で全体の28.5%を占めトップ。2位は米国の54万5212人(6.0%増)、3位はエクアドルの25万6127人(14.3%増)。
地域別では南米からの訪問者が55.5%で首位、一方アジアからは台湾(46.4%増)、韓国(33.8%増)、香港(28.4%増)、中国(15.9%増)が顕著な伸びを示した。
(ソース: Gestión 15/02/16)
2014年度、アジア地域からは13万5207人がペルーを訪問。内訳は、日本(5万9853人)、韓国(1万7265人)、中国(1万6607人)、イスラエル(1万3615人)、インド(5265人)、台湾(3635人)、フィリピン(3214人)、インドネシア(2103人)、香港(1977人)、トルコ(1950人)、マレーシア(1898人)、シンガポール(1868人)、タイ(1348人)、ベトナム(868人)、その他アジア諸国(3741人)。
日本からの訪問者の年次推移は、2004年2万9834人、2005年3万5522人、2006年3万6827人、2007年3万9864人、2008年4万6059人、2009年4万18人、2010年3万604人、2011年4万3794人、2012年5万6526人、2013年6万7639人。2014年の数値(5万9853人)では、1日当たり約164人が日本からペルーを訪れている計算になる。
尚、通商観光省は2014/2015年度比較で訪問者が減少した国の数値(2015年度)をまだ公表しておらず、日本もその中に含まれていると思われる。
(数値出典: 通商観光省/移民局 ※国別の「外国人訪問者数」はその国に居住するペルー人の渡航を含む)