アンデス地方の伝統料理「Pachamanca (パチャマンカ)」の普及に向け、毎年2月の第1日曜日を「全国パチャマンカの日」と定める農業灌漑省令第0577-2015-MINAGRIが26日公告された。
同記念日の制定は、アンデスゆかりの食材を用いたペルーの伝統料理を再評価することにより、セクターの奨励と活性化を図るのが目的。
この料理には、地元産の牛や豚、羊、山羊、鶏、アルパカなど栄養価の高い肉類を始め、じゃがいも、オカ芋、マシュア、カモーテ、ユカ芋などの芋類、ソラマメやトウモロコシなどに加え、ワカタイやチンチョといったペルー原産の薬味が用いられる。
2003年7月8日、祖先から伝わる古来の慣習として、パチャマンカは当時の文化省(INC)により国家文化遺産に指定された。
(ソース: Andina 26/11/15)