持続可能な開発機構(ODS)のレポートによると、リマ首都圏で1日に出るゴミの量は8000トン以上で、そのうちリサイクルのため回収されるのはわずか1%に過ぎない。
ODSは、リマ市43区の廃棄物分別への取組み不足や、ゴミ収集回数自体が少ないことが主な要因と分析。市内北部で60%、南部では67%の住民が自治体のゴミ回収事業に問題があると考えている。
一方、アテやスルコ、ミラフローレスのように、民間の参画で予算不足を補い、再生品の売買により市場との連携を果たしている区も存在する。
このうちスルコはゴミ再生プラントを有す唯一の区。段ボールやプラスチックなど、一日当たり10トンのリサイクル処理能力がある。
(ソース: El Comercio 02/11/15)