クスコ旅行 マラスの塩田

Maras

ウルバンバ川を横目にマラスへと向かう。クスコからマチュピチュにかけては行ってみたい遺跡がたくさんあった。いろんな情報を集めれば集めるほど行きたい場所が出てきて困る。

でも、その中でどうしても惹かれたのがマラスの塩田だった。ネットで初めて見つけた時に思わずトルコのパムッカレを思い出した。青い空に真っ白な段々が続くその姿を見て今回どうしてもはずせない場所となったのだ。

ウルバンバの街を抜けて車は左へ。どんどん高度を上げて山の上に向かう。なーんにもない平原みたいな場所に看板が1つ。「Salineras de los incas “MARAS”」高度3358mの高原の中に突然見えた。

Maras

いやはや、遠い、遠い!小屋1つ見えない草原に羊やリャマを放牧させてる人達を見ながら車はどんどんガタガタの道に入っていく。とても高度3300mとは思えない景色!どっから連れてくるんだろう?道はどんどん悪くなる。

Maras

こんなところでパンクしたらどうするんだろう?おしゃべり好きのガイドもさすがに運転に集中。片側が谷まっさかさまの細い山道を下り始めてしばらくいくと…うわぁ~!!見えた!!谷底に白い棚田が見えてきた!マラスの塩田だ~!

崖から下を覗き込まないと見えないこの塩田。最近は個人手配や一部のツアーでも行けるようだけどやっぱりそうとう気合を入れないと来れないな。この山道を歩いてる白人バックパッカーを見かけて本当に尊敬しちゃったわ。

Maras

クスコの北方約67kmにあるマラスは、スペイン植民地時代に栄華を極めた村。貴族の紋章の残る家も多く、真っ白な塩田はインカの時代から延々と続いている。

Maras

アンデスから塩分を含んだ
水が流れてくる。 固まった真っ白な塩がきれい。

Maras

乾燥してるからどんどん水分が抜けて、乾いたところから真っ白になってくる。

Maras

出来上がった塩を集める。
インカの時代もこうやって手でかきあつめてたんだね。お土産はやっぱりお塩。1kgなんと1ソルでした。2kgお買い上げの私。当然リュックを背負うのはだんなの仕事。旅行初日からごめんね~×××

いやー、写真でみるより真っ白でその照り返しのきつい事!サングラスしてても帽子かぶってても目が日焼けしてしまう。もしここに来るんだったら目薬とちゃんとしたサングラスは必需品だな。