母とのクスコ旅行の続き。コリカンチャ見学を終え、タクシーでサン・ブラス地区へ。そこで遭遇したのが聖ブラスの祭りとユンサ!
その辺にいたオバチャンが、「今日はセニョール・サン・ブラスの日だからね!」と言っていたが、後で調べると聖ブラスの祝日は2月3日。祭りが数日続くこともあるから1日くらいは誤差の範囲だけど、外国人観光客に適当なことを言うのはやめて欲しいな(苦笑)
「コルタ・モンテ」に使われる斧を持っていそいそと中央へお出ましの世話役代表(と思われる)セニョール。バンドのリズムに乗って足踏みするこの仕草がとても可愛らしい♪
この日の主役は、こちらのセニョール。世話役から手渡された斧を持って、早速踊りに参加する。ちなみにクスコは標高約3400m。彼らにとってはこの高さが普通だと分かっていても、よくこれだけ元気に踊れるよなぁと、つい感心してしまう。
この太ったセニョーラの笑顔が好きだった。私の写真がイマイチだからあんまり伝わらないけど、本当に楽しそうに踊っていたから。
アンデスの人の年齢ってよく分らないけど、祭りになると老いも若きも関係なく、本当に楽しそうだ。童心に帰るってこういうことかなー。見ているほうも元気になるね。
みんなでひとしきり木のまわりを踊った後、食事タイムに。(この時「いつ木を切るの?」って聞いて「あと30分だよ」って言われたんだ。嘘つき~!)
子供たちは早くユンサの景品が欲しくて堪らないのに、飲めや踊れやの大人たちは、コルタ・モンテを始める気なし。主役に誘われたこちらのセニョーラ、結構年配とお見受けしたが、その足さばきの見事なこと!アンデスの人ってワイノ(アンデスのダンス)を踊り始めると、ほんと止まらないのよね。
一度宿に戻って、しばし休憩。高地での初日は、たくさん食べすぎないのが鉄則。(消化が悪くなるからね)晩ご飯は軽くしようと、パンやヨーグルト、ジュースにビール(これは私と旦那用)などを買いに出た。外に出ると、こんな真っ赤な夕焼けが!きれい♪
さて、買い出しついでにホテルのフロントで「聖なる谷ツアー」の値段やスケジュールを聞く。うーむ、ちょっと高いし、マラスには行かないって言うのでパス。仕方なく、坂道をえっちらおっちら上り下りしながら、いくつかの旅行代理店を回って比較検討してみた。同じ「聖なる谷ツアー」と銘打っていても、中身は微妙に違うし、値段は随分違う。1月末の豪雨のせいで、「この道はは封鎖されている」とか「この遺跡にはもう行けるようになった」とか代理店でも情報がバラバラ。困るなぁ。
色々見て回って、ホテルのすぐ前にあった旅行代理店で契約した。その合間にユンサが始まっていないか見に行ったり(結局始まってなくて見れなかった)で、さすがにちょっと疲れてしまいました。
さて明日は早いぞ!早く寝よう!