大手ファーストフードチェーンのマクドナルドは、ペルー産の雑穀キヌアを使ったオリジナルハンバーガーをドイツで販売する。
シルバ通商観光相は、「クラブハウス・ベジー」と名付けられたこのハンバーガーが、アンデスのキヌアを用いた最初の商品として、ドイツ国内1450以上のマクドナルド店舗で販売されると発言。
ハンブルグの在外ペルー貿易事務所によると、ドイツのベジタリアン人口はおよそ780万人。マクドナルドは、彼らをターゲットにビデオスポットによる販促キャンペーンを開始した。
販促のポイントは、ドイツでも「インカの米」として知られるキヌアの由来と、その栄養価値。スポットでは、キヌアがインカの時代から親しまれていることや、NASA(米航空宇宙局)に宇宙食として注目されたことを紹介している。
2015年上半期のドイツ向けキヌア輸出額は、前年同期比で14.1%増え310万ドルとなった。
(ソース: El Comercio 26/08/15)