ドイツのNGO組織トランスパレンシア・インターナショナルのレポートによると、公共サービス利用時(直近12か月)に何らかの賄賂を支払ったラテンアメリカ市民は29%に上ることが分かった。
域内諸国の同率はメキシコが51%でトップ、2位以下はドミニカ共和国(46%)、ペルー(39%)、ベネズエラ(38%)、パナマ(38%)など。
止む無く賄賂を支払った場所は、公立病院(20%)、公立校(18%)、IDカード発行機関(17%)、警察(16%)、水道・光熱関連機関(14%)、裁判所(12%)など。
自国政府における汚職への取組みは、ベネズエラ(進まない76%・良くやっている21%)、ペルー(同73%・16%)、チリ(同68%・19%)、パラグアイ(同68%・26%)などが低評価。最も評価の高い国はグアテマラ(同54%・28%)。
(ソース: Gestión 10/10/17)