7月1日施行、マチュピチュ遺跡見学「べからず集」の続きです。以前は持ち込み規制のひとつに「音響機器およびその他騒音源となるもの」とありましたが、今回は「楽器」が明記されるようになりました。遺跡とワイナピチュを前にケーナで「コンドルは飛んでいく」を吹いてみようと考えていた人は、残念ですがあきらめてください。
第19条 マチュピチュ遺跡見学中の禁止事項(つづき)
マチュピチュ遺跡内において、見学者、観光客、観光ガイドおよびその他すべての者は一様に次の事項が禁止される(第8項~14項を抜粋)。
- あらゆる種類のスプレー(エアゾール噴霧器)の持ち込み。
- あらゆる種類の楽器、拡声器またはスピーカーの持ち込み。
- 遺跡内の狭い通路や小道、混雑した場所で携帯電話またはモバイル機器のアプリケーションソフトウェアを操作すること(広い場所や指定された観光ガイド説明ポイントのみ使用可能)。
- ハイヒールや底の固い靴で入場すること(底が柔らかいかゴム底の靴、または同様のスポーツシューズのみOK)。
- ベビーカーの持ち込み(金属フレームのない携帯用ベビーキャリアのみ携行可能)。
- 刃物類および/またはあらゆる種類の武器を持ち込むこと。
- 小旗、屋内用および/または屋外用ポスター類の持ち込み(小旗の使用は5人を超えるグループを引率する観光ガイドのみとし、旗の規格と寸法は旅行関連団体と調整の上管轄当局により提示されたものに従う)。
(つづく)