リマ市内を南北に貫く都市型大量輸送システム「メトロポリターノ」の乗車料金が12月20日からS/.2.50に値上げされる。本日のエル・コメルシオが伝えた。
値上げ率は25%で、補完ルート(alimentadores)の料金はS/.1のまま据え置かれメインルートのみの適用となる。補完ルートとメインルートを相互に乗り継いだ場合は新料金のS/.2.50が課せられる。
メトロポリターノを管理するPro Transporteによると、現在の乗客数は一日当りおよそ50万人でいまだ採算ラインの70万人には達しておらず、また3年間で稼働車両が増え運転手の人件費も開業当初比較で38%増加しているという。
乗車料金の値上げは2012年12月以来2回目で、黒字転換のためには来年中にS/.3.50まで値上げされるとの見方もある。
(ソース: エル・コメルシオ)