リマを南北に走る唯一の高架式鉄道「メトロ」1号線の延長となる第2区間が来週にも完成する。引渡し後しばらくは同区間において試験運行をかねた無料乗車期間が設けられる。
第2区間は、リマセントロのグラウ駅とリマ市南部のビジャエルサルバドル駅を結ぶ現在営業運行中の第1区間の延長で、グラウからサンフアンデルリガンチョ区のバジョーバルまでが新設の10駅を介して結ばれる。
ペルー交通通信省(MTC)のカルロス・パレデス大臣は、新設の第2区間と第1区間を繋いだ約35kmにおよぶメトロ1号線全線の完全運行はおそくとも今年6月に開始されると述べた。また、第2区間の開通に伴い、バジョーバル駅とビジャエルサルバドル駅間の所要時間は他の交通機関利用時に比べおよそ3分の1に短縮され、40分から45分となる模様。
第2区間に導入される車両はエアコン付きで、区間内の10駅すべてにエスカレーターとエレベーターが設置される。料金は現在の定額制(S/.1.50)から乗車距離に比例した金額に変更される可能性がある。
(ソース: LaRepublica.pe)