【ペルー】新1ソル硬貨第12弾はワイタラ神殿

ワイタラ神殿ペルー中央準備銀行(BCR)は、コレクション用1ソル硬貨「ペルーの富と誇り」シリーズの第12弾を本日発表しました。

今回のモチーフはペルー中部ワンカベリカ州のワイタラ郡にある同名のインカ時代の神殿遺跡。インカ皇帝パチャクテクによって15世紀に建造されたもので、切石で作られた壁面には台形の壁龕(ニッチ)を見ることができます。

その後スペイン植民地時代に聖人サン・フアン・バウティスタを崇める教会に改築され、今日に至るまでミサが行われています。また、インカ時代の壁龕は当時のまま残っています。

同硬貨の発行枚数は1千万枚で、本日から市場に流通します。ちなみに、これまでに発行された同シリーズの硬貨は次のとおりです。

1.   黄金のトゥミ (ランバイエケ州)
2.   カラヒアの石棺 (アマゾナス州)
3.   ライモンディの石碑 (アンカシュ州)
4.   シユスタニ石塔墳墓群 (プーノ州)
5.   サンタ・カタリナ修道院 (アレキパ州)
6.   マチュピチュ遺跡 (クスコ州)
7.   グラン・パハテン (サン・マルティン州)
8.   サイウィテの石 (アプリマック州)
9.   レアル・フェリペ要塞 (カリャオ特別州)
10. Templo del sol (アヤクチョ州)
11. クントゥル・ワシ遺跡 (カハマルカ州)
12. ワイタラ神殿 (ワンカベリカ州)

(ソース: エル・コメルシオ)