8月22日(水) AB-ROAD海外ガイド記事に「インカの農業実験場「モライ遺跡」」が掲載されました!
今回はクスコ観光のお勧めポイント、「モライ遺跡」をご紹介させて頂きました。ほぼ完璧な同心円状の円形アンデネス、モライ。インカの農業実験場と言われていますが、それにしても実験のためにこれほど美しい建造物を造り出すことができたインカとは一体何者なのでしょうか。なんだかもう、神がかり的なものさえ感じてしまいます。
国を支えるものは人、人を生かすものは食べ物。食料確保と生産性のアップは国家の課題として常にあったでしょうが、飢饉でもない限り、日ごろは後回しにされてしまいがちな問題でもあります。しかしインカは「食の問題」に真正面から取り組み、実行してきました。こんなトップが上に立つ国に暮らせたなら、その国民たちはさぞや安心して暮らせたでしょうね。
しかもこの遺跡が機能していたのは、遥かな昔…
そう思うと落ち着かない心地がするほど不思議!
(もしスペイン人が来なけゃ一体今ごろ…)
と考えずにはいられない。
あでもそうなったら
愛すべきだめだめなペルー人は存在しないか(笑)
はは、歴史に「もし」はないけど、スペイン人が来なかったらこの国は本当に面白かっただろうね。ダメダメ君がどれほどいたか、もしくはゼロだったのかは想像しようもないけどさ。生贄とかそういう文化はごめんだけど、自然を敬い大切にする暮らしはいいなぁって思います。